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がん専門の医師が、がんになった。「がん患者が孤立せず、その人らしく過ごせる場、がんにかかわる人たちが出会える場をつくろう」。医師の愛称を冠した拠点が金沢市で生まれて10年になる。病院でも自宅でもない「安息の場」を地域に根づかせる試みだ。がん患者の食欲不振 味付けや温度、好物は? 「食べられる」コツ 兼六園近くにある4階建ての「元(げん)ちゃんハウス」。ギャラリー、サロンなどのスペースがあり、がん患者だけでなく、家族、遺族、医療従事者らに無料で開放している。 がん治療の見通しや日常生活、人間関係、支援制度など、患者たちの不安や悩みはさまざまだ。元ちゃんハウスでは医師、看護師、管理栄養士、社会保険労務士、臨床宗教師ら専門職のほか、がんの経験者にも相談できる。同じ立場の人やスタッフとお茶を飲みながら語り合い、料理、栄養、アロママッサージ、ヨガなどの教室も開く。亡くなる半年前、「元ちゃんハウス」の前でオープンのあいさつをする西村元一さん(中央)=2016年12月1日、金沢市石引4丁目、定塚遼撮影 生みの親は、金沢大出身で大…






