現場から「能登復興へともに」 石川県志賀町・富来のキリコ、金沢で巡行へ2026年5月30日 20時00分永井啓子印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする

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6月5~7日に金沢市中心部である金沢百万石まつりのメイン行事「百万石行列」(6日)で、石川県志賀町富来(とぎ)地頭(じとう)町のキリコ(大きな灯籠(とうろう))が巡行する。昨年の珠洲市の高校生らのキリコに続き、能登半島地震からの復興を願って練り歩く。地元を離れて金沢周辺に避難した住民や、ボランティアらも参加する予定だ。 富来地頭町の坂野満区長(72)によると、地震で住宅の多くが被災し、200軒あった家のうち、残っているのは130軒。仮設住宅への入居のほか、町外に避難した世帯も多いという。具材も人情も染みる「金沢おでん」 北陸新幹線の開通で人気に火 もともと祭りに力を入れ、毎年8月の富来地域の祭礼に参加してきたが、2024年は被災状況から巡行を断念。その代わり、9月初旬に区内だけで秋祭りを企画。多くのボランティアが協力し、俳優の石原良純さんも駆けつけ、大いに盛り上がったという。 そのお礼の気持ちから、坂野さんら住民十数人は昨年、石原さんが前田利家役を務めた「百万石行列」を沿道で応援。自分たちも参加して復興への思いを伝えるとともに、地元を離れた住民らとふれあう機会をつくりたいと考えるようになったという。 6日は、町外で暮らす人やボランティアらを含め約120人が参加。「富来は負けない」と書かれた横断幕を先頭に、高さ7・5メートルのキリコ1基が、金沢駅から尾山神社付近まで巡行する。直径約70センチの勇壮な太鼓も登場する。太鼓の打ち手を務める小山正男さん(67)は「輪島塗の美しいキリコとともに、太鼓のリズムや響きを楽しんでもらえたら」と話している。有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする