深掘り2026年5月22日 18時00分(2026年5月30日 11時33分更新)有料記事小川聡仁印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする

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高騰を続ける都市部の中古マンション価格。だが高騰を先導してきた東京都心の価格に頭打ちの兆しが見えているという。不動産調査会社「東京カンテイ」の研究員が注目するデータを分析してみた。 東京カンテイによると、千代田、港、文京などの都心6区の4月の中古マンションの売り出し価格は1億8822万円(前月比0.5%増)だった。3カ月ぶりに上昇し、最高値を更新した。投資マネーが入り5年前の2倍、10年前の2.6倍になっている。 にもかかわらず、最近では変化の兆しが見て取れるという。都心6区の高級タワーマンションなどの在庫が4月時点でだぶつきつつあるというのだ。 マンション市場の先行指標となる流通戸数は、都心6区で4682戸。昨夏から増加傾向にあり、2005年以降で最多になった。さらに、直近3カ月で、売り出した後に値下げした物件の割合を示す「価格改定シェア」は49.1%で、1年前の34.0%から上昇している。販売中の物件のおよそ半分が何らかの値下げに踏み切ったことを示している。金額の値下げ率も6.1%で、過去10年で最も高い。 東京カンテイの高橋雅之上席主任研究員は、都心6区では強気な売り出し価格では成約しない物件が増えており、価格上昇トレンドが反転しつつあるとみる。「行き過ぎた投資マネーによるマネーゲームの場と化してしまった分の、揺り戻しが出ているのかなと思う」 4月の売り出し価格が最高値…この記事は有料記事です。残り361文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりませんこの記事を書いた人小川聡仁経済部|国土交通省担当専門・関心分野建設、交通、観光、人口減少、AI関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする