インタビュー台湾にこだわる中国の論理とは 武器売却「到底、受け入れられず」聞き手=編集委員・奥寺淳印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする
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台湾統一への野心を隠さない中国は、軍事力を背景とした威圧行為を繰り返しています。ただ、実際に台湾有事となれば、中国を含めた世界が大きな傷を負います。なぜ中国は台湾にこだわるのか。中国側の論理を、呉心伯・復旦大学国際問題研究院院長に聞きました。 中国にとって、台湾問題は常に米国との関係で最も核心的な問題です。私たちが強く懸念しているのは、米国による台湾への武器売却です。 昨年、習近平(シーチンピン)国家主席とトランプ大統領が会談した後に、米国は台湾に111億ドル(約1兆7千億円)という過去最大規模の武器売却を決めました。中国は到底受け入れられません。米国はこの問題で抑制するべきです。もし売却を停止しなければ、米国の対中経済利益は損なわれることになります。 台湾独立についても、米国に明確な姿勢を求めたい。米国が本当に両岸(中台)関係の平和に関心があるのなら、台湾独立を「支持しない」だけではなく、「反対する」と明確に表明すべきです。 「支持しない」は消極的ですが、「反対」は独立を阻止する義務と行動が伴います。その違いは極めて大きい。この点について、米国内では異なる意見があるようですが、トランプ氏の決断次第です。彼が「OK」だと思えば、そう発言する可能性があります。 中国が台湾周辺で軍事演習を繰り返している理由は明確です。(台湾総統の)頼清徳(ライチントー)氏は独立に向けた動きを進める可能性があります。だから中国は(軍事的)圧力を通じて警告を発しているのです。その一方で、中国は最近も(台湾の最大野党)国民党の鄭麗文(チョンリーウェン)主席の訪問を受け入れ、良い待遇をしました。これは両岸関係を改善させ、台湾海峡の平和を守るためです。台湾有事「ステージゼロ」 データと衛星画像が暴くいまある危機 平和的な方法で台湾問題を解…この記事は有料記事です。残り442文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりませんこの記事を書いた人奥寺淳編集委員|米中・国際関係担当専門・関心分野米中、日中、国際関係関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする











