つくば市の「つくば万博の森」 保全計画を国が自然共生サイトに認定2026年3月25日 11時15分松村北斗 印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする

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朝日新聞社の外郭団体、公益財団法人森林文化協会(小田桐則雄理事長)が、茨城県つくば市とともに維持管理している市内の「つくば万博の森」(9・87ヘクタール)が3月17日、法制度に基づく「自然共生サイト」として認定された。里地里山らしい生態系や、その森林を保全して生物多様性を高める計画が評価された。 環境省によると、今回の認定で全国の自然共生サイトは569カ所、うち茨城県内は18カ所(つくば市8カ所)となる。 自然共生サイトは、生物多様性が民間などの取り組みによって保全されている区域について、環境相が認定する制度として23年度に始まった。国はこうした動きをさらに進めるべく、25年度から新たな地域生物多様性増進法に基づいて認定している。 つくば万博の森は24年度前期に自然共生サイトに認定されたが、新制度に基づいて、この森の保全活動の方針などを記した「増進活動実施計画」を提出。審査を経て、主務大臣(国土交通、農林水産、環境)の認定を受けた。 計画では、定期的なモニタリング、専門家と連携した生態系調査などを続け、森林を適切に維持・管理することで、生物多様性の増進をめざすことをうたっている。 ◇ 〈つくば万博の森〉 筑波山の南に位置する宝篋山(ほうきょうさん)の中腹に広がる国有林。1985年の「つくば万博」開催を機に、マツクイムシ被害が広がった国有林に緑を取り戻そうとしたもので、朝日新聞社と森林文化協会が植樹募金を呼びかけた。全国約4万2千人からの募金をもとに、ヒノキなど約3万本を松の伐採跡地に植林したことで始まった。2025年に開設40年を迎えた。有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする