印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする

[PR]

朝日新聞には毎月、雑誌やネットで公開される注目の論考を紹介する「論壇時評」欄があります。時評を執筆する政治学者・谷口将紀さんと6人の論壇委員は月に1回、注目の論考や時事問題について意見を交わします。各分野の一線で活躍する論壇委員が薦める論考を紹介します。(以下敬称略、*はデジタル)庄司香 政治・国際▷川名晋史「巻き込まれた後、日本はどうするか イラン紛争と在日米軍基地が問うネガティブ・ケイパビリティ」(世界6月号)〈評〉ミサイル技術の発展とドローン戦術の多様化が、紛争当事国以外の国、とりわけ基地を提供する国の「巻き込まれ」のリスクを高めている。今回のイラン紛争で、イランから自国内の米・英軍基地へ攻撃を受けた周辺諸国の多くが、迎撃のみで反撃せずエスカレーションを回避した。基地提供国が被害を受けても、自動的に交戦国になるわけではない。抑止が崩れた後も「我々の戦争なのか」を世論が冷静に判断し、反撃する衝動を一時保留できる能力(ネガティブ・ケイパビリティ)こそが被害の極小化のために必要だという。米軍基地を抱える日本でもこの選択肢を議論する必要を痛感した。▷エラン・ヤシブ「二つのイスラエル 宗教化する政治と攻撃的対外路線」(フォーリン・アフェアーズ・リポート5月号)▷ロリーヌ・レーデイ「ハンガリーを超えて 世界の民主化運動が学ぶべき教訓」(フォーリン・アフェアーズ・リポート5月号)谷口将紀の論壇時評 国際法の意義、リベラルと保守で意見が一致?鈴木彩加 ジェンダー・社会▷新城郁夫「憲法九条は沖縄との約束である」(世界6月号)〈評〉憲法9条を沖縄との歴史…この記事は有料記事です。残り2035文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする