赤い大豆では、四つの遺伝子のうち二つが働いていた=菅波真央さん提供
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兵庫県・丹波の黒豆から山形県川西町の紅大豆まで、日本食を支える大豆は色のバリエーションも豊かだ。これらがどのようにして分かれたのか。福島大学や東北大学などの研究グループがメカニズムを突き止めて、専門誌に発表した。 グループは全国333種類の大豆の全ゲノムを解析。色素成分のフラボノイドの合成に関わる四つの遺伝子を絞り込み、色ごとに働き方を見た。 黒い豆では、4遺伝子が全て機能し、アントシアニンとプロアントシアニジンというフラボノイドが蓄積していた。野生の大豆(ツルマメ)も種子が黒いという。黒い大豆では、四つの遺伝子の全てが働いていた=菅波真央さん提供 茶色では4遺伝子のうち、アントシアニンの合成を制御するものだけが働いていなかった。その結果、プロアントシアニジンだけで色が入り、茶色になっていた。色素の合成に関わる広範な遺伝子の働きが止まっている黄色い大豆は、色素の面からは「無色」に近かった=菅波真央さん提供 一方、赤では、2遺伝子の働きが失われ、アントシアニンの一種だけが微量に蓄積していた。この赤い色みに関わる2遺伝子を特定したのは初めてだという。 そして、定番の黄色の豆を付…






