インタビュー古民家再生の第一人者が語る、インバウンド観光客の課題と貢献浅倉拓也印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする【動画】古民家再生の第一人者、アレックス・カーさんの京都・亀岡の自宅を訪問=内海日和撮影
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海外からの旅行客は増え続けているが、日本の伝統的な景観はいまも失われ続けている。日本の美しい風景や文化をいち早く世界に発信してきた東洋文化研究者のアレックス・カーさん(73)に、景観保全や観光のあり方について聞いた。 ――1973年に徳島県の祖谷(いや)でかやぶきの古民家を修復し、京都でも町家を改修した宿泊施設をつくりました。 京町家を改修した宿泊施設は2003年から10軒ほどやりました。当時は珍しかったのですが、その後、いろんな人が町家を活用するようになりました。でも、いまもすごい勢いで壊されていますよ。海外からの宿泊客が増え、町家が次々と箱形の小さなホテルに変わっています。規制がほぼなく、不動産市場に委ねられているからです。 全国では年間約5万軒の(1950年以前に建てられた)古民家がなくなっていると言われます。日本の古い建物に関心がある外国人はすごく多いので、外国人でも日本人でもいいから、興味がある人に買って、直してもらいたいですね。 ――日本で古い家は、なぜ残らないのでしょうか。 新しい、きれいなものが良くて、古いものは嫌、という拒否反応があるようです。それに、欧州には古い建物を直しながら快適な装置を取り入れる技術があるが、日本では大学でもあまり教えていない。知識や技術がないので「古い家はどうにもならない」という発想になる。 ――取り壊しの理由として「…この記事は有料記事です。残り1607文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりませんこの記事を書いた人浅倉拓也大阪社会部専門・関心分野移民、難民、外国人労働者関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする







