インタビュー体の部位で測る建物に感激 「風土建築をつくる旅」の小林広英さん編集委員・大西若人印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする

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アジアやアフリカの伝統的な集落、建築を調査する研究者はいる。でも、自然環境に根ざす土着的な「風土建築」を造る側に回った人は、かなり珍しいのではないか。その20年ほどの奮闘の軌跡を、楽しみながら書籍 「風土建築をつくる旅」(学芸出版社)にまとめた。 1990年前後に京都大で最先端の建築デザインを学び、組織事務所では宇宙船風のピカピカの公共建築の設計にも関わった。建物は賞も受けた。が、「誰のために造っているのか。もっと人の顔が見える建物を」と考えて退社した。母校大学院の地球環境学堂で研究生活を始めた。 そして2006年、JICA(国際協力機構)による、ベトナムの山間集落の洪水避難施設造りに参加。どこでも手に入るコンクリートブロックの建築を提案したが、村長や長老はつまらなそうにしている。彼らはヤブから竹を切り出し、30分ほどで伝統集会施設の模型を作ってくれた。高床式で洪水でも避難できる、と。 「その日のうちに、方向性が…この記事は有料記事です。残り647文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません

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