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「飛鳥・藤原の宮都」が世界遺産登録に大きく近づいた。ユネスコの諮問機関イコモスが、地下に眠る古代遺跡の価値を認め、世界遺産への「登録」を勧告した。 奈良県外から明日香村に移住してカフェを営む男性は、飛鳥の魅力を「見えないドラマ」にある、と語る。「飛鳥・藤原の宮都」世界遺産へ ユネスコの諮問機関が「登録」勧告世界遺産登録へ「飛鳥・藤原」どんなところ? 記者2人が動画で紹介「cafeことだま」を妻と営む加藤準一さん。明日香村に移住して20年以上になるという=2026年5月22日午前11時20分、奈良県明日香村、椎木慎太郎撮影 築200年超の古民家を改修した「cafeことだま」。土日は予約必須の人気店だ。地元食材を使ったランチのほか、特産のイチゴ「あすかルビー」を使ったジャムやドーナツも販売する。 店を営む加藤準一さん(67)は「私たちの魅力的な場所が世界的に認められて、うれしい」と話す。 加藤さんは青森県生まれ。東京で働いていた30代半ば、ひまつぶしのため古本屋で手にとった黒岩重吾の小説「聖徳太子」が、飛鳥にかかわるきっかけになった。 権力闘争の中で葛藤する一人の人間として描かれた聖徳太子の姿に引き込まれ、古代史に関心を持った。 小説の舞台を確かめようと、明日香村を訪れた。黄緑色の苗が揺れる田んぼを眺めながら、聖徳太子や蘇我馬子、推古天皇らの姿を思い浮かべた。飛鳥宮跡に広がる田んぼ=5月17日、奈良県明日香村、佐藤慈子撮影 「歴史を知り、足を運ぶことで、知識と現実が結びつく。その感覚がこの場所の魅力です」世界遺産登録へ「飛鳥・藤原」どんなところ? 記者2人が動画で紹介 2002年の年明けを明日香…