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カンサイのカイシャ ここがオモロイ! 酒造り専用の物差しってご存じですか? タンクの中の酒の量を量る時などに使うT字形の「酒造尺」。「日本酒発祥の地・奈良」にとっても大切な技術ですが、製作・販売業者が減っていると知り、老舗を守ろうと事業を引き継いだ元商社員がいます。 代表取締役の蒲池(かまち)智彦さん(46)=奈良県生駒市=は、金属加工の薬品などを販売する大阪市の商社で、営業一筋に約25年間勤めた。退職したのは2024年11月。「何かあてがあったわけではないんですけど」。といっても、仕事がイヤになったのではない。ある夢を追いかける決意をしたことが、辞めた理由だ。 いろんなお客を担当するなかで気づいたことがある。しっかりした技術をもち、得意先もあるのに、後継ぎがなくて廃業する事業者がけっこういたことだった。「黒字なのに廃業する例も多くて、これは寂しいし、もったいないなあと」 事業承継に興味をもち、M&A(合併・買収)について調べるようになった。実際に事業を引き継いだ会社の見学会に行って仲間もでき、事業投資・事業再生をする会社「日本再興承継」の立ち上げに参加。商社を退職後は、自分で引き継げる会社を探した。 訪ねたのは、公的機関の奈良…この記事は有料記事です。残り1008文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする







