2026年5月22日 18時58分西田慎介印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする
[PR]
2001年1月、東京のJR新大久保駅でホームから転落した男性を助けようとした韓国人留学生らが亡くなった。事故から25年が経ち、シンガー・ソングライターの野田かつひこさん(60)=福岡県久留米市在住=が韓国人留学生を思う歌を作った。26日に都内でコンサートを開き、留学生の母親を招いて初披露する。 事故で亡くなった李秀賢(イスヒョン)さん(当時26)は「韓日交流の架け橋になりたい」と留学していた。野田さんは初めて韓国を旅行した20代の頃、トラブルになった飲食店で、見ず知らずの韓国人大学生グループに助けられた経験がある。「どうか韓国のことを嫌いにならないで。いい人もたくさんいる」と言われたことが忘れられず、この経験や朝鮮通信使をテーマにした歌を作ってきた。 日韓国交正常化60周年だった2025年、「もう事故自体を知らない人がいる」と思い、李さんのことを歌にしようと決めた。韓国・釜山の韓日文化交流協会を通じて10月に李さんの母親、辛潤賛(シンユンチャン)さんと面会し、李さんが明るい性格でギターやカスミソウが好きだったと聞いた。辛さんからは「次世代の人たちが明るく韓日交流ができるような元気な歌にしてほしい」と託された。 完成した歌「Heartful Flower」は、小学校の運動会の行進で流れるような、明るい曲調とリズミカルなテンポで、最後は三三七拍子。詞にはハングルも入れた。 今年4月に釜山で辛さんと再会して、聴いてもらった。「歌の中にスヒョンがいる」と喜んでくれたという。野田さんは「多くの人に聴いてもらうことで、スヒョンさんの韓日交流の思いが広がってほしい」と願う。コンサートを終えたらレコーディングをする。また、コンサートの模様の一部はユーチューブにアップする予定。 コンサートは26日午後6時50分から日本橋社会教育会館ホール(東京都中央区日本橋人形町1丁目)で。前売り4千円、当日4500円。ローソンチケットで購入できる。問い合わせはコンサート実行委員会(0942・64・5791)へ。有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする









