ハモを供養しスペインの漁村に学ぶ淡路島 新たな定番は「はもすき」2026年5月22日 10時00分大野博印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする

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兵庫県・淡路島の夏の味覚、ハモ。主な漁場を望む南あわじ市の灘土生(なだはぶ)地区で20日、8月末ごろまでの漁の最盛期を前にハモの供養祭があった。 土生港の近くで営まれた法要では、地元の寺の住職らが海に向かって読経。関係者は焼香した後、船で沖合に出て、離島・沼島(ぬしま)の沿岸で、豊漁への願いを込めてハモの成魚を放流した。 沼島の近海は、潮流が速いため常に新鮮な海水が供給される。砂地の海底にはハモの餌となる甲殻類などが豊富で、頭が小さく胴体が太い良質なハモが育まれるという。 京都の伝統的なハモ料理「湯引き」に加え、沼島の料理旅館・木村屋が漁師たちの日常食を参考にメニューに加えた「はもすき」が新たな定番として定着しつつある。ハモのアラでだしをとり、南あわじ特産のタマネギも味わえる一品だ。 供養祭は、淡路島観光協会の主催。あいさつの中で、同協会の南あわじ地区会長を務める木下紘二・ホテルニューアワジ副社長は、スペインの漁村ゲタリアを今月に訪れた話を紹介した。地域の統一メニューとしてヒラメの炭火焼きを売り出し、世界中から観光客を集めているという。「それと同じ取り組みが、ここ南あわじでも積み重ねられてきた。当地のハモの魅力を国内外に伝えていこうという思いを強くした」と話した。有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする