2026年5月21日 17時46分岡本進印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする

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福島県教育委員会は21日、県立の高校と中学の計23校で、入試時に志願者から提出されていた9022人分の調査書や願書を紛失したと発表した。県立磐城高校で紛失が発覚し、県立の全91校で調査した。 記者会見した高校教育課によると、ずさんな文書管理があったのは県立高校22校と県立中学1校。志願者から提出された調査書と願書は、学校教育法の施行規則で5年間保存しなければならないと定められている。 しかし、2022~25年度の入試時に提出された調査書と願書が誤って廃棄されるなどしていたという。調査書には、氏名、性別、生年月日、成績、出欠の記録、長所などが記載。願書には、住所や通学区間、出身中学などが記されている。答案の保存期間が1年間と決まっているため、同様の保存期間と誤って認識し、1年後に廃棄するなどしていた。保存期間を誤ったまま、教員間で引き継がれていた事例もあったという。 書類を紛失した23校のうち、17校は廃棄したことを確認できたものの、6つの高校(伊達、二本松実業、湖南、石川、あぶくま柏鵬、南会津)は、廃棄したかどうかの確認ができなかったという。県教委は、いずれもカギのかかるロッカーに文書が保管されていたことなどから、文書が外部に流出した可能性は低いと説明している。 個人情報が含まれる文書であるため、県教委は事態を重くみて、在籍中の生徒や保護者には各学校が文書で謝罪するとともに、卒業生ら向けに学校のホームページで謝罪文書を掲載するという。 磐城高校では今年3月に、教頭が在校生の調査書を確認しようとし、紛失に気づいた。有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする