インタビュー躍進のチームみらい、哲学者が感じる希望と「エリート」の限界聞き手・平井恵美印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする

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先の衆院選で議席を伸ばしたチームみらい。批評家で哲学者の東浩紀さんは、みらいに期待を抱く一方、「限界も感じる」と話します。みらい躍進の背景や自民党の圧勝について、「野党やリベラル勢の自滅」とも指摘する東さんに、詳しく話を聞きました。衆院選の結果は「野党の自滅」 先の衆院選でチームみらいは議席を伸ばしました。衆院選の結果は、一言でいえば「野党の自滅」。中道改革連合が戦略的に失敗し、自民党批判票の受け皿がなくなったことで、みらいが躍進したのだと思います。 また、首相指名選挙を巡る騒動で国民民主党の玉木雄一郎代表の吸引力が落ち、本来は国民民主に投票したであろう層がみらいに流れた可能性もあります。 みらいの安野貴博党首は東京都知事選で一定の支持を集め、知名度もありますが、他の議員はほとんど無名です。彼らの実績が支持されたというより、「若い世代が中心の政党」への期待票でしょう。 政策を見ても、「現役世代の社会保険料負担を軽減する」という主張は国民民主も言ってきたことでそれほど特色はありません。消費税減税に唯一反対したものの、それが世論の大きなうねりになった様子は観察できません。 特徴的なのは、みらいの顔ぶれと支持層です。安野さんは都内の有名男子校から東大、外資系コンサルを経てベンチャーで成功した富裕層。他のメンバーを見ても学友やキャリアを通じたつながりがうかがえます。主な支持者は富裕層やテック系のビジネスマンということは明らかです。 僕自身も似た学歴で、彼らと…この記事は有料記事です。残り1056文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする