大阪都構想めぐり維新と自民が舌戦も 大阪市議補欠選挙、開票へ2026年5月17日 20時00分魚住あかり 岡純太郎印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする
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大阪市議補選(西区選挙区、被選挙数1)は17日、投票された。選挙結果は、大阪府の吉村洋文知事(日本維新の会代表)が3度目の住民投票をめざす大阪都構想の行方を左右しかねず、注目が集まる。開票状況をライブ配信 届け出順に、地域政党・大阪維新の会新顔でジム経営の栗田裕也氏(46)、自民党前職で訪問薬局運営会社員の花岡美也氏(50)、無所属新顔でコンビニ経営の平松秀樹氏(72)の3人が立候補した。 吉村氏は今回の補選について「都構想を争点として明確に掲げており、非常に重要な選挙」と説明。大阪市の横山英幸市長(維新副代表)も「都構想と副首都の必要性を伝える重要な選挙」と位置づけた。 栗田氏は選挙期間中、自転車で西区内を走り各地でマイクを握った。 告示された8日には、「維新がこれまで進めてきた改革の流れを決して止めることなく、古い政治に戻さない」などと述べ、副首都・大阪の実現と都構想の推進を訴えた。 吉村氏と横山氏もそれぞれ応援に入り、大阪の成長のためには副首都構想とセットで都構想の実現が必要だ、などと訴えた。西区を含む大阪1区選出の井上英孝衆院議員ら国会議員もたびたび駆けつけた。 子育て支援やスポーツを通じた健康増進も重点政策に掲げた栗田氏。政治経験はなく、知名度不足を補うためにSNSでの発信にも力を入れた。陣営は、吉村氏らが「都構想を実現して、大阪をさらに成長させる。日本を引っ張っていく」などと支援を呼びかける動画を相次いで投稿した。 一方、自民の花岡氏は、過去2回の住民投票で否決されたことを踏まえ「民意はすでに示された」と都構想には反対の立場を鮮明にした。 高市早苗首相(党総裁)の写真を使った選挙ビラの中でも、「3回目など論外」と記し、大阪市を存続させたまま副首都として発展できる道があると強調した。 応援に入った党所属国会議員たちも異口同音に「都構想反対」を訴え、維新を批判した。 告示日の8日にマイクを握った中山泰秀衆院議員は、これまでの住民投票や、都構想への再挑戦を掲げて今年2月に実施された大阪府知事と大阪市長の出直しダブル選挙を「税金の無駄遣い」と批判した。10日には渡嘉敷奈緒美衆院議員が「3回目の住民投票を許しちゃいけません。3回だめだったら5回、10回やるんですか」と釘を刺した。 今回、公明党は自主支援として各議員の判断で花岡氏の支援にまわった。8日の出陣式では、公明市議団の西徳人幹事長がマイクを握り「大阪市の存続も含めて(自民と)共に戦っていかなければならない」と訴える場面もあった。 花岡氏は、学校施設の整備や見守り体制の強化、地震や津波などの災害に対し人工知能(AI)技術を使った防災力の強化なども訴えた。 無所属の平松氏は選挙戦で、通学路などへの防犯カメラの増設や子ども食堂を支援するための基金創設の実現などを掲げた。有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりませんこの記事を書いた人魚住あかりネットワーク報道本部|大阪駐在専門・関心分野平和、教育印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする






