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3月の野球の国際大会「ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)」も、5月のボクシングの「世紀の一戦」も、地上波では中継されませんでした。放映権が高騰し、日本のテレビ局は放映できず、動画配信サービス事業者が独占配信したためです。政府は20日、国民の関心の高いスポーツ放映のあり方を議論する有識者会議を開きます。海外の一部の国・地域で制度化されている「ユニバーサルアクセス」についても調査しています。どんな制度なのでしょうか。この記事でわかること①無料で視聴できるように②英国はリスト化③韓国では法廷闘争に④背景に放映権料の高騰⑤日本導入の際に必要な議論⑥日本での有識者会議の流れ①無料で視聴できるように 国民の関心の高いスポーツを、有料放送だけでなく、地上波などで無料で視聴できる手段を確保する制度のこと。英国では1950年代に整備が始まった。1948年の国際連合で採択された世界人権宣言が基礎となっている。スポーツ情報へのアクセスも英国の国民の権利の一つであると考えられている。②英国はリスト化 その後、韓国、ドイツ、フランス、台湾などが制度化している。中身や運用は国・地域で異なる。 スポーツエコシステム推進協議会の代表理事・稲垣弘則弁護士によると、英国ではスポーツを公共財と捉え、放送法に基づき国民の関心の高い試合をリスト化している。五輪やサッカー男女ワールドカップ(W杯)、テニスのウィンブルドン決勝など「グループA」に指定された試合は、有料放送を行うためには、無料での放送が提供される必要がある。 ウィンブルドン決勝以外の試合や全英オープンゴルフ選手権などは「グループB」に指定されている。ハイライトが無料で放送されれば、有料放送の生中継が可能となることが定められている。③韓国では冬季五輪で裁判に 早大スポーツ科学学術院の大…この記事は有料記事です。残り936文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりませんこの記事を書いた人藤田絢子スポーツ部専門・関心分野レスリング、スポーツと社会関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする










