インタビュー台湾映画「零下五十度の抑留者」 監督「台湾は今戦争の近くにいる」聞き手・牧野愛博印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする
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日本軍人として戦い、戦後はシベリアなどに抑留された台湾人の姿を追ったドキュメンタリー映画「零下五十度の抑留者」(2025年、台湾)が9月5日から、シアター・イメージフォーラム(東京都渋谷区)などで全国公開されます。旧日本兵だった横浜在住の呉正男さんのほか、故人の陳以文さん、許敏信さんの遺族などの証言を集めました。台湾で活動するコー・ビンスン(許明淳)監督は「戦争の傷痕を知り、自分の考えを持つことが侵略者に打ち勝つ力になる」と語ります。「人間の悲劇に満ちていた」米歴史学者が語る第2次大戦と日本の終戦 ――なぜ、シベリアなどに抑留された台湾人を題材にしたのですか。 日本兵だった台湾人に関する研究や映画作品は多数ありますが、シベリアに抑留された台湾人に関する研究や作品はほとんどありません。 戦後、台湾の国民党政権は日本兵だった台湾人を(共産主義者やスパイの疑いをかけられた)「敵」とみていました。国民党は反共主義を掲げており、「シベリアではソ連の共産主義の思想教育を受けたのではないか」とも疑っていました。シベリアに抑留された台湾人は口を閉ざし、家族や社会からも忘れられたり、誤解されたりしていました。 (シベリアに近い旧ソ連のカザフスタンに抑留された)日本在住の呉正男さんが健在だと聞き、歴史を学ぶ素材を提供する最後のチャンスだと思って制作しました。【連載】読み解く 世界の安保危機 牧野愛博ウクライナにとどまらず、イラン情勢や台湾、北朝鮮、サイバー空間、地球規模の気候変動と世界各地で安全保障が揺れています。現場で何が起き、私たちの生活にどう影響するのか。のべ500人以上の国内外の識者へのインタビューを連載でお届けします。■元抑留者、家族が関心を示し…この記事は有料記事です。残り1669文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません
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この記事を書いた人牧野愛博専門記者|外交担当専門・関心分野外交、安全保障、朝鮮半島関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする







