学習指導要領とは? 「ゆとり」批判に揺れた歴史 新しい学びの姿は有料記事専任記者・高浜行人 森下裕介 松浦未央 中田竜成2026年8月31日 9時35分印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする 小・中・高校などで学習する内容を国が定めた「学習指導要領」。2027年にも行われる10年ぶりの改訂に向け議論が進むが、そもそもどのようなもので、これまでにどう変わってきたのか。当時の時代背景も含めて振り返り、解説する。
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学習指導要領 文部科学省が小・中・高校といった学校の教育の目標や内容などを決めた文書。文科相が法令にもとづいて告示するもので、国・公・私立すべての学校が原則として守らなければならない。 文科省は、こうした内容を教えるのにどのくらいの時間がかかるかを踏まえ、年間の総コマ数を教科ごとに表にまとめた「標準授業時数」も法令で定めている。内容と時間割の両方に、国が一定程度のしばりをかける仕組みだ。 戦後間もない1947年に「試案」がつくられ、学習指導要領が初めて刊行された。1958年改訂(1961年度以降に実施)では法的拘束力を持つ現在と同様の位置づけに格上げされ、以来、ほぼ10年ごとに改訂されてきた。基礎学力の充実が図られ、コマ数は小学6年生で年間1085コマ(週31コマ)と戦後最多だった。 一方、1960年代には団塊の世代が大学受験期を迎え、受験競争が過熱した。 1977年改訂(1980年…この記事は有料記事です。残り1347文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません
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