インタビュー夏休みと大災害、そして新学期 非日常から日常へと戻る子どもたち聞き手=編集委員・武田耕太印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする
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最大震度7を観測した熊本地震から1カ月。この夏は千葉県での豪雨や首都圏を襲った地震など、各地で災害が相次ぎました。2学期が始まり、日常生活に戻るなかで、不安を抱える子どもとどう向き合えばよいのか。国立成育医療研究センターこころの診療科診療部長の岡牧郎さんに聞きました。 ――熊本地震の発生後、爆発や火災が起きたイオンモールの映像は衝撃的でした。 イオンモールは地域の中心的施設で、現地の子どもも普段から利用する場所だったと思います。そこで起きた災害は、強い揺れの衝撃とともに、子どもの心に強く刻まれていることも十分に考えられます。 子どもに限らず大人でも、現場付近に近づけなくなる、当時のことを思い出して不安になるといった反応が出ることがあると思います。被災地以外の子どもでも、ニュースの映像に触れるといった経験を通して、不安や緊張が続いているケースもあるかもしれません。 多くの場合、時間とともに日常のさまざまな経験を重ねていくなかで記憶が上書きされ、薄れていきます。ただし、一見元気そうに見えても、不安や緊張が続き、心身の不調が表れる子どももいます。周囲の大人が注意深く見守ることは重要です。 ――夏休みはある意味、「非日常」の時間です。そこにさらに非日常の災害の経験が重なりました。2学期が始まることに、どのような意味がありますか。 災害などの怖い体験をした子…この記事は有料記事です。残り1107文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません
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