[PR]

STU48の中村舞さん(27)は今年、初のシングル単独センターを務めた。ソロコンサート開催を実現したほか、映画やバレエミュージカルにも出演し、「やり残したことはあまりない」。それでも、グループに残り続ける理由があるという。初のセンター、背負った責任 今年5月。北海道・旭川で行われた写真集の撮影初日、中村さんはトレードマークだったロングヘアを約25センチ切った。 「以前からショートカットを見てみたいという声もあったので、このタイミングで違う姿を見せられたらなと思いました」 写真集では三つ編みで撮影したり、この夏のフェスではツインテールにしたり、新たな髪形で活動を楽しんでいる様子だ。 今年3月に発売されたグループ13作目の「好きすぎて泣く」では、初めてシングル曲の単独センターを務めた。 2年前にアルバムのリード曲「愛の重さ」で単独センターの経験はあったが、当時と立場は大きく変わっていた。 先輩の1期生は4人、同期は1人。メンバーのほとんどは後輩になり、「背中を見せないとな、という気持ちはありました」。 今年4月には「夢だった」というソロコンサートを開催した。さらに後輩メンバーが出演するコンサートのプロデュースを担当し、「夢と繫(つな)ぐ」をテーマにセットリストを組んだ。「やり残したことは、あまりない」 一方で、グループ外での活動も充実。昨年は映画で主演を務め、今年はバレエを題材にしたミュージカルでも主役として出演した。アイドル以外にも活動の幅を広げている。 「自分がやるとは思っていなかったことも、たくさん経験させてもらいました」と振り返り、「やり残していることと言われたら、個人的にはあまりない」と話す。 個人としての夢の多くは、かなった。それでも、STU48に対する思いは残る。「もっとここにいたいな、と思えるぐらい素晴らしいグループになった時に卒業したい」 将来については「大きな夢が語れなくて」と前置きし、「今のSTU48にとって何が大事なのかなと考えると、大きな夢を語るよりも、目の前にあることを一生懸命やる方が大事だと思っています」と話した。 10月には新シングルの発売を控える。マレーシアの「KLP48」に移籍していた1期生の甲斐心愛さんが復帰してセンターを務め、研究生2人も初めて選抜入りした。 「またグループの色が変わるんじゃないかなと思っていて、すごく楽しみです」 ◇ 8月27日に2作目の写真集「舞風」(宝島社)が発売された。 初めて選抜入りした楽曲は「風を待つ」だった。単独センターを務めたアルバム曲の「愛の重さ」やシングル「好きすぎて泣く」でも、歌詞に「風」という言葉が登場する。 「何かを巻き起こしたり、グループにとって追い風になったり。そんな存在になれたらいいなと思っています」◇中村舞(なかむら・まい) 1999年4月4日生まれ、愛媛県出身。2018年、「第3回AKB48グループ ドラフト会議」を経てSTU48に加入。グループ8作目のシングル「花は誰のもの?」(22年4月リリース)で、トライアングルセンターの一人を務めた。特技はクラシックバレエ。愛称は舞Q。