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学ラン姿の女性が、応援団のような堅苦しい動きを始めた。窓の外は、新緑がまばゆかった。 2018年5月12日、東京・明治神宮外苑の聖徳記念絵画館。ダンサーの木野彩子さんは観客に説明と実演をする「レクチャーパフォーマンス」を披露した。題して「建国体操ヲ踊ッテミタ」。 戦時色が濃くなるにつれ、体操に愛国精神が注入されていく。建国体操はその一つで、1937(昭和12)年の紀元節、2月11日に披露された。 木野さんは鳥取大学でダンスや身体表現を研究する。海外では芸術とされることの多いダンスが、日本では体育に組み込まれている。歴史を調べるなかで、建国体操を知った。 レクチャーパフォーマンスでは、建国体操の動きを説明しながら実演し、観客にもさせた。直線的な動きが多いのは、「武術を取り入れ、強い体を作る」ため。動く範囲も限定的だ。できた当時は、大勢が大きな掛け声を発しながらそろって演じたという。 40年には紀元2600年を…この記事は有料記事です。残り1095文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません

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この記事を書いた人井上秀樹奈良総局専門・関心分野寄席演芸、舞台芸術、大衆芸能関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする