深掘り「主役は自分たち」 街に大切なものを求め、図書館が選挙の争点に秋山訓子印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする
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【GLOBE特集】たたかう図書館(4)=全4回 図書館が地方政治で取り上げられるケースが増えている。建て替えや廃止をめぐって議論になっているのだ。身近な地域の拠点の問題に関心を寄せる人は多い。 今年3月にあった東京都清瀬市の市長選もその一つだ。共産・社民推薦で新人候補の原田博美さん(51)が、自民・公明推薦の現職を破って当選した。争点になったのは市立図書館の存続問題だった。 前市長は2024年、利用率が低迷しているとして6館あった図書館のうち、4館を約1年後に廃止するという改正条例案を市議会に提出し、賛成多数で可決された。代わりに本の宅配サービスを導入した。 閉館の方針が直前まで公表されなかったことに、市民の一部が反発。ならば、閉館の是非を問う「住民投票」を市議会に求めようと動きだし、「住民投票で夢のある図書館を創るきよせの会」が結成された。 代表の室澤隼也さん(39)は「図書館は自分の人生になくてはならない存在で、週末ごとに地域の図書館に通っていた」といい、「(住民投票の実施に必要な)署名集めは大変だったが、住民の反応はとても良かった」と話す。署名は集まるも住民投票条例案は否決 実際、必要な署名数1263筆の6倍以上の7674筆が集まった。しかし市議会は住民投票の条例案を否決。市は閉館する計画だった4館のうち1館だけは当面残すことにした。 会のメンバーは納得しなかった。関根美保子さん(79)は「翌年に迫っていた市長選に候補を擁立するしかない、と候補者を探し始めた」と話す。最終的に会の要請を受けて原田さんが立候補を決め、図書館の再開を訴えた。会のメンバーの多くも応援した。 原田さんは市長として初登庁…この記事は有料記事です。残り1332文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりませんこの記事を書いた人秋山訓子編集委員専門・関心分野国内政治、民主主義、市民社会、ジェンダー関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする






