深掘り離島航路悩ます船員不足、背景・対応策は 九産大・行平准教授に聞く聞き手・井潟克弘印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする
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本土と離島または離島相互間を船で結ぶ「離島航路」で、船員不足を理由に減便に追い込まれる事例が、各地で相次いでいる。船員不足が深刻化している背景や、とりうる改善策について、離島航路の実情や対策をとった実例に詳しい九州産業大の行平真也准教授(海上交通論)に聞いた。船員不足で減便 もがく離島航路 唯一の船長、働きすぎで計画運休も「働き方改革、大きな理由の一つ」 離島航路の維持が厳しさを増す中、船員不足は大きな課題だ。大きな理由の一つが、船員に限らず、政府が進めて世の中全体に広がっている働き方改革。船員の労働時間の是正に伴い、1人当たりの働く時間が減少しているのは間違いない。改革が進むこと自体はいいことだが、どこかでそれを埋めないといけない。当然、既存の人員だけでは足りなくなる。 従来は地元の水産高校の卒業生が人材の供給源となっていたが、どこも生徒数が減少している。少子化や実業高校離れで「海の仕事を専門的にやろう」という子ども自体が減っていることも影響している。 離島航路ならではのハードルもある。一つは居住地の固定。始発が島からの場合、島に住むことが採用条件になることも珍しくない。高校を卒業したばかりの若い人にはハードルが高いだろう。離島には高校がない場合もあり、卒業後に本土側に住んで家庭を持つと、単身赴任になってしまう。母港の本土化・船の小型化 人材確保の一助にも 有効な改善策の一つが、母港…この記事は有料記事です。残り865文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりませんこの記事を書いた人井潟克弘鹿児島総局|県政など専門・関心分野水産、漁業関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする






