「給料上げれば人が来るという話でもない」 外国人材に頼る現場の声和田翔太印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする

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人口減少が進み、香川県内でも人手不足が深刻さを増している。幅広い業種で働き手の確保が課題となる中、県は外国人材の受け入れ支援にも力を入れ始めた。これから地域を支える担い手をどう確保していけばいいのか。 7月下旬、香川県東かがわ市のあかまつ農園を訪ねた。収穫した野菜を仕分ける作業場で黙々と働いていたのは、インドネシアから来た20代の若者たち。オクラを1本ずつ手に取り、傷の有無や大きさを確かめながら選別していく手元に迷いはない。 約5ヘクタールの畑でオクラのほか、レタスやネギなどを栽培する農園では、インドネシアから来た3人の若者が働く。畑での収穫から作業場での選別、出荷準備まで、幅広い作業を担っている。 約1年半前に来日し、この農園で働くウィカ・マグリブダサリさん(21)は「新しい経験をしたかった」と話し、仕事について「暑い時は少し大変だけど、楽しい」と笑顔を見せた。 農園の赤松一(はじめ)代表(46)は、海外からの人材採用に踏み切った理由について「日本人だとなかなか人材確保が難しかった」と明かした。8割超が「人材不足」 深刻な人手不足は、県内企業の経営に大きな影を落としている。 百十四経済研究所(高松市)が県内の主要企業256社から回答を得た今春の調査で、8割超の企業が「人材が不足している」と答えた。採用計画通りに人材を確保できた企業は21%にとどまり、採用できなかった理由では「応募者が少ない」が88%(複数回答)と突出していた。 研究所によると、特に建設や運輸業で採用難が目立つというが、農業も例外ではない。国の統計では、農業を主な仕事とする県内の従事者が1万2284人(2025年)で、10年前の2万3998人(15年)からほぼ半減している。 背景には働き手そのものの減少がある。 働き手の中心となる県内の生…この記事は有料記事です。残り835文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする