現場から巨人・代木、苦難を力に変えた涙のプロ初勝利 「支えのおかげ」2026年8月22日 20時38分笠井正基印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする

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(22日、プロ野球 読売ジャイアンツ5―0広島東洋カープ) 苦難に直面しても、それを力に変えてきた。プロ5年目でつかんだ初先発のチャンス。5回無失点と力投し、初勝利を挙げた巨人の代木大和(しろきやまと)だ。 三回以外は毎回走者を出しながら粘った。投手に四球を与えて招いた五回2死一、二塁は自らの投球を信じた。サインに首を振って選んだのはチェンジアップだ。ファビアンを空振り三振にしとめて拳を握った。 明徳義塾高3年の夏。剛腕で知られた高知高の森木大智(元阪神、現大リーグ・パドレス傘下)に高知大会決勝で投げ勝ち、甲子園では8強入りした。 「馬淵(史郎)監督との出会いがなければ、プロの舞台に来ることもなかった。『最後は気持ち』と常に言われてきたので、今日、5イニング目は気持ちで勝ったのかな、と」 ドラフト6位で入団し、3年目の春に左ひじを痛める。トミー・ジョン手術を受け、育成選手として再出発した。「先の見えないリハビリ生活で何度もくじけそうになった」 「1軍でまた投げられるという想像もできない中でやっていた。ポジティブな気持ちになろうとしてもなれなかった時期もあった」 今季、2軍球団のハヤテへの派遣を機にチェンジアップを覚えた。「手術でひじの構造が変化したおかげ」。課題だった沈む球を武器にし、生き残る道を切り開いた。 試合後のお立ち台。東京ドームのビジョンに映った家族の姿を見た瞬間、こみ上げる思いを抑えきれなかった。 「いろんな方の支えのおかげで1軍の舞台に戻れて勝利することができた。携わってくださった方々に感謝の気持ちを伝えたい」。涙声に実直な生き様がにじんだ。巨人アカデミーが部活動支援 野球人口減、指導者不足に元プロの知見松本が先制2ラン巨人が3連勝。5年目の代木がプロ初先発し、5回無失点で初勝利を挙げた。打線は四回、松本の2ランで先制した。広島は2戦連続の零敗。「零点ですから十分」 松本(巨) 四回に先制2ラン。「(代木は)試合前から緊張していたが、テンポよく投げ込んでいたので、先に点をと思って、良いところで打てたので良かった」 橋上監督代行(巨) 代木について「零点ですから十分。(五回のピンチも)最後、しっかり腕が振れていた」。有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりませんこの記事を書いた人笠井正基スポーツ部専門・関心分野野球、スキー競技関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする