現場から目線を下に富士山のふもとを歩いた 山頂へ急がない世界文化遺産とは斎藤健一郎印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする【動画】Aストーリーズ 富士山 活かす×のこす

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富士山 活かす×のこす ―ボルネオから探る― (5) たくさんの外国人観光客が、赤い大鳥居を背に何度もシャッターを切っていた。 山梨県富士吉田市内にある北口本宮冨士浅間神社。毎年8月下旬に富士山の山じまいを告げる「吉田の火祭り」が行われる。日本三奇祭のひとつとされる。 重要文化財の本殿を見上げ、記念写真を撮る姿を見ながら、歩き始めた。 富士山頂を目指すわけではない。 江戸時代からの参詣(さんけい)道の起点、標高864メートルから登り始める。富士山に毎年のように登り続けて16回になる私だが、5合目からではなく、ふもとから歩くのは初めてだ。 マレーシア・ボルネオ島北部のキナバル山では、山頂だけに価値を集めない考え方が貫かれていた。 では、富士山のふもとには、なにがあるのか。ボルネオ島・キナバル山のふもとには、観光客を魅了する豊かな自然資源がありました。富士山のふもとをスローハイクし、頂上だけではない富士山の別の魅力を探りました。【連載初回】富士山の常識を覆したキナバル山 日本から4千kmの島が変化の原点細るかつての登山文化 足元のアスファルトは、やがて土に変わった。人ひとりが通れるほどの細いトレイル(散策路)が森の奥へ続く。 富士山頂はうっそうとした木々に隠れて見えない。他にハイカーの姿もない。同じ山とは思えない静けさの中で、この山の裾野の大きさを知る。 歩き始める前、富士山の山梨県側、富士吉田市役所の「富士山課」を訪ねていた。 世界遺産課でも観光課でもな…この記事は有料記事です。残り1886文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりませんこの記事を書いた人斎藤健一郎甲府総局|専任記者専門・関心分野省エネ、環境、エネルギー、旅関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする