大阪発:『真珠の耳飾りの少女』が今週、大阪で展示される。17世紀のヨハネス・フェルメールによるこの傑作が海外に持ち出されるのは極めて稀なことであり、日本での展示は今回が最後となる可能性がある。本作品は、所蔵館であるハーグのマウリッツハイス美術館が9月20日まで改修工事のため休館となる間、金曜日から大阪の中之島美術館で展示される。「モーリッツハイス美術館にとって、この『真珠の耳飾りの少女』の来日展は、おそらくこれが最後となるであろう、日本の一般市民にこの作品を披露する特別な機会です」と、同美術館の館長マルティーン・ゴッセリンク氏は語った。同館は通常、「この作品は当館にとって最も重要かつ貴重な絵画である」という理由から貸出を行っていないが、改修工事の期間中のみ展示が可能になったと、ゴッセリンク氏はAFP通信に語った。同オランダの美術館には熱心な日本のファンが頻繁に訪れており、中国、シンガポール、韓国などの国々からも貸出の打診があったと彼女は述べた。「しかし、私たちは日本を選びました。日本には膨大な数のファンがいるからです。そして、彼らはフェルメールを心から愛しています。『真珠の耳飾りの少女』をこよなく愛しているのです」とゴッセリンク氏は語った。「それに、毎年モーリッツハイス美術館を訪れる日本人観光客の数は非常に多いのです。ですから、もしこの少女にふさわしい国があるとすれば、それは日本であるべきだと考えました」と彼女は語った。「北のモナ・リザ」9月27日まで開催される大阪展では、フェルメールの『ダイアナとニンフたち』やレンブラントの『笑う男』など、モーリッツハイス美術館の所蔵品から計12点の絵画が展示される。レオナルド・ダ・ヴィンチの有名な肖像画を彷彿とさせる、被写体の読み解きがたい表情から「北のモナ・リザ」と呼ばれているこの絵画は、ベストセラー小説の題材となり、それがハリウッド映画化されたことで世界的な名声を博した。この小さなキャンバスには、暗い背景を背に立つ若い女性が描かれており、彼女は観る者の方へ顔を向け、青とクリーム色のターバンの下から真珠のイヤリングがきらめいている。この肖像画が前回貸し出されたのは2023年で、アムステルダムのライクス美術館への、それほど異国情緒の感じられない巡回展だった。2012年から2014年にかけては、マウリッツハイス美術館で修復作業が行われていた期間中、世界巡回展が行われた。今回の大阪展は、日本への4度目の来日となる。1984年の東京展に続き、日蘭国交樹立400周年を記念して大阪に招かれた際には、60万人の来場者を集めたと、今回の展覧会を主催した朝日新聞が報じている。また、2012年には東京と神戸でも展示され、120万人のファンを動員したと、同紙は伝えている。モーリッツハイス美術館は8月24日から9月20日まで改修工事のため休館となり、「真珠の耳飾りの少女」は10月上旬から同館で再び展示される予定だ。AFP