【東京】木曜日の日本株は上昇して引け、TOPIXは過去最高値を更新した。半導体関連株が米国株に追随して上昇したほか、国内企業の堅調な業績見通しが市場心理を後押しした。日経平均株価は1.16%高の68,308.59で取引を終え、幅広い銘柄で構成されるTOPIXは0.86%高の4,176.04と過去最高値で引け、7営業日連続の上昇となった。S&P 500種指数とナスダック総合指数は水曜日、CoreWeaveやその他のAIインフラ企業による好調な四半期決算に支えられて上昇して引けた。また、インフレ指標が穏やかな内容だったことから、米連邦準備制度理事会(FRB)が9月に政策金利を据え置くとの見方が強まった。 PHLX半導体指数は約2.5%上昇した。「SOX指数が上昇すると、日本の半導体関連株もそれに追随する傾向があり、今日のアドバンテストはその象徴だ」と、岩井コスモ証券のチーフストラテジスト、島田一明氏は述べた。半導体テスト装置メーカーのアドバンテストは4.02%上昇し、AIの旗艦企業であるNVIDIAのサプライヤーであるイビデンは5.27%高となった。AIサーバーの電源制御に使用される積層セラミックコンデンサ(MLCC)の大手メーカーである村田製作所は、10.25%急騰した。「これまでの日本株の上昇局面と異なる点は、投資家がバリュー株とグロース株の両方を買い進めていることだ。 これは、堅調な企業業績見通しに支えられている」と島田氏は述べた。印刷・包装大手の凸版ホールディングスは、第1四半期の純利益が前年同期比で2倍以上に増加したと発表したことを受け、10.78%急騰し、日経平均で最大の上昇率を記録した。バリュー株の代表格である銀行株も上昇し、三菱UFJフィナンシャル・グループとみずほフィナンシャル・グループはそれぞれ3%近く上昇した。島田氏によると、3月決算のTOPIX構成銘柄のうち、第1四半期に年間経常利益の予想を上方修正した企業は約18%だったのに対し、下方修正した企業は2%にとどまった。東京証券取引所の市場第一部に上場する1,500銘柄以上のうち、64%が上昇、32%が下落、3%が横ばいとなった。ロイター