私も審判の資格を取得、選手として強みに 杉原愛子さんの観戦記構成・内田快印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする

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(10日、第108回全国高校野球選手権大会1回戦 日南学園2―1明徳義塾) 試合前に水をまくんですね。ホースの水があんなに遠くまで届いています。父が消防士だからなのか、見入ってしまいます。 小学生のころ、体操の練習がない日は家で宙返りの練習を父と姉としていました。使わなくなったベッドのマットレスの上で、大学まで体操をしていた父は宙返りに1回ひねりも加えていました。私はできなくて、悔しくて泣いていたのを思い出します。 五回後の休憩が終わって、日南学園の空気が変わったと感じます。攻めの態勢に入ったような。選手はどんな感覚なんだろう。 私は深く集中し、ゾーンに入ったと感じたことが2度あります。1度目はリオデジャネイロ五輪の平均台。真っ白な世界に私だけがいて、目の前には平均台1本だけが見えました。2度目は去年の世界選手権の種目別決勝。手の位置はこう、踏み込む足の位置はどう、といったことは頭に浮かばず淡々と体が動きました。平均台の銅メダル、ゆかの金メダルにつながりました。 この8月、体操界の先輩、内村航平さんにこの経験を話すと、「お、向こう側に行ったな」と笑っていました。内村さんは男子個人総合2連覇を達成したリオ五輪のとき、会場が練習拠点のコナミの体育館のように見えたそうです。 今大会から女性の審判が甲子…この記事は有料記事です。残り610文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません

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