ストーリー打者を観察して予測、堅守を支える父の教え 日南学園の鈴木貴翔選手吉田啓印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする

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(10日、第108回全国高校野球選手権大会1回戦 高知・明徳義塾―宮崎・日南学園) 10日の第1試合、明徳義塾との初戦を迎える日南学園には鉄壁の中堅手がいる。鈴木貴翔(たかと)選手(3年)だ。 50メートル走6.0秒の俊足に、遠投110メートルの強肩。優れた打球予測の力で宮崎大会ではピンチの芽を何度も摘み取ってきた。その守備は、春と夏の甲子園大会に外野手として出場した父に鍛えられた。 宮崎大会の準々決勝。1点リードで迎えた七回表の守りで、相手の先頭打者の打球は左中間に。長打コースの当たりだったが、鈴木選手は素早く回り込み、単打で止めた。 先頭打者は右打者で、初球の直球を強く引っ張りにかかって空振りした。次の1球がボールとなり、3球目に捕手が出したサインは直球。投手の指先を離れた白球が内角に向かうのを見て、鈴木選手は打者がバットを振り出す前に左中間へとスタートを切っていた。 試合は3―1で日南学園が逃げ切った。相手の監督は試合後、鈴木選手の守備について「あれが長打にならず痛かった。今日は外野手の差で負けました」と脱帽した。「配球やバットの出方を見てごらん」 こうした打球予測の術は、常総学院(茨城)の外野手として1998年、春と夏の甲子園大会に出場した父、裕行さん(46)の教えから身につけた。 小学生の頃は投手や遊撃手だ…この記事は有料記事です。残り954文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません

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