ストーリー宮島昌英印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする

[PR]

日本航空(JAL)のジャンボ機が群馬県の山中に墜落し、乗客・乗員520人が犠牲になった事故から、8月12日で41年。墜落現場の「御巣鷹の尾根」がある上野村の上野小学校では、遺族と教員、児童たちが、それぞれの出会いの中で、事故に対する思いをつないでいる。 7月8日、遺族の谷口真知子さん(78)=大阪府箕面(みのお)市=が、上野小の1~6年生51人に「(上野小では)当時の人々の心の痛みに共感し、命の尊さを考える教育をしていると聞いています」と語りかけた。 出張帰りだった夫の正勝さん(当時40)を失った。命の大切さを知ってもらおうと絵本「パパの柿の木」を手掛け、これまでに約50回、朗読講演会を各地で続けてきた。 「人生つらいことも悲しいこともあるけど、前を向いて歩ければ、いつかまた新しく違う形の笑顔になる。みんな諦めずに頑張ってと伝えたかった」 6年の発地(ほっち)隆太さん(12)は「最後に(家族に)さようならも、ありがとうも言えなかったのは悲しい。こうやって話してくれるから命の尊さが分かり、事故の対策につながっていると思う」と話す。 山村留学で2年前に東京都足立区から上野小へ転校し、初めて事故のことを知った。たくさんの人が亡くなったこと、機体の残骸などが散らばる悲惨な状況のなか、村の大人たちが救出に取り組んだことも学んできた。「東京に戻ったら友だちに事故のことを話したい」 谷口さんが上野小で講演するのは初めて。きっかけは2年前、慰霊登山での偶然の出会いだった。 墓標へのお参りを終えて下山…この記事は有料記事です。残り1125文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません

【この記事の続きが読める】有料記事が読み放題のスタンダードコースが初回1カ月無料!詳しくはこちら宅配紙面の購読者なら、ダブルコース半年割がお得です。詳しくはこちら

この記事を書いた人宮島昌英ネットワーク報道本部専門・関心分野国内政治、日本史、大相撲関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする