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「サイボーグ009」だったら様々な特殊能力を持つ者たちのバトル、「リボンの騎士」だったら可愛くてりりしいヒロインの剣劇。「売り」にしようと考えるのは分かりますよ、外せない要素ですから。でもそれは山のような後続作品が既にあってみんな見慣れてしまってるんですから、いま映像化するならかなりの工夫や深掘り、あるいは斬新な切り口が必要なのでは? その戦略がないならナゼ「009」でナゼ「リボンの騎士」? ――今回はそんなお話。まあ、愚痴というかボヤキです。 石ノ森章太郎の名作「サイボーグ009」を原作とする全3話のアニメ「サイボーグ009 ネメシス」(7月19日からアマゾンプライムビデオなどで配信中)と、手塚治虫の名作「リボンの騎士」を原案とする長編アニメ「THE RIBBON HERO リボンヒーロー」(8月8日からネットフリックスで独占配信中)。まずは「ネメシス」から行きましょうか。 おなじみ9人のサイボーグ戦士の前に同じゼロゼロナンバーを持つサイボーグ集団「ネメシス」が現れ、バトルを挑んでくる。動機が「悪を倒すのにオマエらジャマだから」とフワッとしていて、要するに戦いのための戦いでドラマが弱い。バラバラに分かれて1対1のバトルになるけど、剣を振り回すかビームや衝撃波っぽいものを撃ち合うかで変化に乏しい。裏で糸引く悪玉も笑っちゃうくらい安っぽい描写でなえる。褒めるところがあるとすれば、豪華な声優陣でしょうか。2012年の映画「009 RE:CYBORG」で009を演じた宮野真守さんが今度は002なのがちょっと面白いですけど。 問題はやはり「異能の戦士a…この記事は有料記事です。残り1963文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません

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この記事を書いた人小原篤文化部|映画・アニメ・マンガ専門・関心分野映画・アニメ・マンガ全般関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする