2026年8月9日 21時45分大宮慎次朗印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする
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(9日、第108回全国高校野球選手権大会1回戦 鳴門渦潮2―1八王子実践) 鳴門渦潮の捕手の西岡大誠いわく、「捕るの大変なんですよ」。エース西村大輝が右横手から投じる速球は、シュート方向に不規則に動く。横滑りするスライダーを組み合わせ、相手打者を翻弄(ほんろう)していく。 完封目前の九回に追いつかれ、延長タイブレークの十回へ。精神的にも苦しい場面だが、「アドレナリンが出た」。140キロ台を連発し、2死満塁のピンチも速球で押す。二ゴロに詰まらせて無失点にしのぎ、直後のサヨナラ勝利につなげた。鳴門渦潮が延長戦制しサヨナラ勝ち 八王子実践は一時同点も競り負け 中学までは上手投げ。明確に投げ方を変えたつもりはない。スタミナ面の課題を克服しようと試行錯誤するうちに、自然と腕の角度が下がった。「特に武器がなかった」はずが、速球は打者の手元で動き、スライダーの曲がり幅は増した。 夏の徳島大会5試合はほとんどを1人で投げきった。出場49校で唯一、地方大会で「指名打者」を使わず「3番・投手」でフル回転した。 この日の八回、出塁しているときに3アウトになった。走ってベンチに引き揚げ、休むことなくマウンドへのぼった。入学当初は同じような場面でベンチまでトボトボと歩き、控え選手にヘルメットを手渡していた。 「息は上がっていたんですけど、もう慣れた。好きで両方やらしてもらっているんで」。現校名で甲子園初勝利を刻んだチームの中心には、心も成長した大黒柱がいる。有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません
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