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一見怖そう、でも舌を出して笑っているようにも見える。老女の異形をかたどった「姥神(うばがみ)」は、境内や山中などでたたずむ表情豊かな石像。妖怪のような姿形に魅了された山形市の嵐田詩子(あらしだうたこ)さん(52)=新潟市出身=は、約3年かけて山形県内に点在する80体を探し歩き、出合いの記録を一冊の本にまとめた。「川が堤防を」「がんばっぺ」移転戸惑った住民 山形豪雨から2年「よすがであり続けたい」 集落に残る寺 住民は集団移転 豪雨2年 そもそも姥神とは何か。嵐田さんによると、もともとは民間信仰の対象として始まったという。その正体は、三途(さんず)の川のほとりで亡者の衣服を剝ぎ取り、生前の罪をはかる「奪衣婆(だつえば)」と言われる。一方で、女人禁制の結界を示す目印や、安産を祈願する神仏など、置かれた場所によって意味合いは変わってくるという。 姥神との初対面は2023年6月、蔵王古道をトレッキングしていた時だった。コケに覆われた石像が突然現れた。ちんまりとしたたたずまいとは裏腹に、表情に深いシワを刻み、歯を見せて豪快に舌を出していた。 その頃の嵐田さんは仕事でモ…この記事は有料記事です。残り1013文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません

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この記事を書いた人安斎耕一山形総局専門・関心分野地方のくらし、美術、手仕事関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする