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第108回全国高校野球選手権大会(朝日新聞社、日本高校野球連盟主催、毎日新聞社後援、阪神甲子園球場特別協力)の出場49校の3回戦までの組み合わせが決まった。注目のカードを紹介する。沖縄尚学―横浜 「早くやりたい」「楽しみ」 前回王者の沖縄尚学と、昨春の選抜優勝校の横浜がいきなり1回戦でぶつかる。 沖縄尚学の主将の山川大雅は「早くやりたい」と心待ちにしている様子だった。守備に主眼を置くチームだが、沖縄大会で優勝してからは打撃に注力。「チャンスでの1本を求めてやってきた。甲子園の舞台で発揮したい」 優勝候補筆頭に挙がる横浜の主将の小野舜友は、「いい投手がたくさんいる。すばらしいチームとやれるのが楽しみ」。1回戦で敗れた今春の選抜以降は公式戦無敗で今大会に臨む。「『負けない野球』に磨きをかけてきた。チームは確実に強くなっている」と自信をのぞかせた。 沖縄尚学の比嘉公也監督は、「速いボールに目を慣れさせていきたい」。第6日という日程を横浜の村田浩明監督は神奈川大会の疲れをとる上で「理想的」と歓迎した。札幌日大―仙台育英 開幕カード 開幕カードは春夏を通じて甲子園初勝利をめざす札幌日大と、4年ぶりの夏の頂点を狙う仙台育英が戦う。札幌日大の主将、前田和磨は午後5時半から始まる初戦へ、「ナイターへの対応もしていきたい。相手のことより、自分たちがやってきた野球を120%出して、ベストパフォーマンスを出せるようにしたい」。 仙台育英の主将・倉田葵生は「チームとしてもいいスタートを切れるように、しっかりと準備をしたい」。須江航監督は「開幕試合は一番思い出に残る。(くじを選んだ)倉田はさすがです」。履正社―享栄 大激戦区勝ち抜いた2校 履正社(大阪)と享栄(愛知)は、ともに激戦区を勝ち上がったチーム同士が相対する。 大阪大会153チームの頂点に立った履正社は、全7試合で66得点を挙げた強打が武器だ。主将の辻竜乃介は「たくさん点を取って、投手をいかに援護できるか」と語った。 対する享栄は、全国最多174チームが参加した愛知大会で優勝した。球速140キロ台の投手6人を擁し、「ピッチャーを中心とした守りが一番の魅力」と自負する主将の早川来輝。甲子園で31年ぶりの勝利となるか。関東第一―英明 チーム打率最高と選抜8強投手陣 出場校中最高の打率4割6分を誇る関東第一(東東京)と、好投手を擁し、選抜大会8強の英明(香川)がぶつかる。関東第一の主将・井口瑛太によると、2校は5月に練習試合で戦い、4―3で関東第一が競り勝ったという。 東東京大会で打率6割超の井口は「相手は投手力がある。自分たちの100%を出す」と気を引き締めた。英明は投球術が巧みな左腕冨岡琥希を軸に、選抜大会では優勝した大阪桐蔭に3―4と迫った。主将の池田隼人は「相手は細かい野球の印象。大舞台での経験値を生かす」と語った。東筑―神村学園 九州勢対決 大会第2日第1試合では福岡代表の東筑と鹿児島代表の神村学園による九州勢対決が実現した。 東筑の主将・平山護は対戦が決まった瞬間は苦笑いを浮かべていたが、「神村さんは強いので、対戦が楽しみ。早めの日程ならいまの自分たちの勢いが生かせる」と喜んだ。神村学園の主将・梶山侑孜も「出場校の多い福岡の代表で強いチーム」と相手校をリスペクト。メンバーには熊本出身の選手もいて、「地震で被災された方に勇気と感動を与えられるプレーがしたい」と意気込んだ。選手宣誓は八王子実践・矢沢主将 「うれしい限り」 108回目の夏は、学校創立100周年で初出場を決めた八王子実践の主将・矢沢陵磨の選手宣誓で幕を開ける。15校の主将が選手宣誓を希望したなか、日本高野連の北村聡会長の代理抽選で大役に決まった。「みんなから『やってくれ』と言われていた。うれしい限りです」と目尻を下げた。宣誓の言葉については「何個か決めてあるキーワードがあるので、それをうまく使いたい。歴代のみなさまに負けないくらい素晴らしい文を作れれば」と意気込んだ。