[PR]
第108回全国高校野球選手権大会(朝日新聞社、日本高校野球連盟主催、毎日新聞社後援、阪神甲子園球場特別協力)の組み合わせ抽選会が1日、オンラインで行われ、出場49校の3回戦までの組み合わせが決まった。Aゾーン 3季連続甲子園の高川学園(山口)と、2年連続出場の天理(奈良)の争いか。高川学園はエース木下瑛二の球威が光る。打線も5試合で32四死球とそつがない。対する高岡商(富山)は富山大会3試合で逆転勝ちした粘りを見せたい。天理は長尾亮大と橋本桜佑の2投手を軸に奈良大会5試合は2失点と守り勝った。チーム打率3割4分台で、平均得点7.8点の福山(広島)が、天理の堅守をどう崩すか。高川学園、苦しんだ主将が先制打 3季連続甲子園に涙「ほっとした」Bゾーン 敦賀気比(福井)には頼れる2人の左腕がいる。昨夏の甲子園も経験した鶴田啓人と2年の辻琉成だ。57年ぶり2回目の出場の横手(秋田)は4完投のエース佐藤宙斗をもり立てて投手戦に持ち込みたい。 総合力の高い智弁和歌山を引っ張るのは、和歌山大会で打率5割超えの4番で捕手の山田凜虎。社は兵庫大会7試合でわずか3失点。岩井秀耶ら自慢の投手陣で抑え込みたい。「甲子園で会おう」 横手の選手ら、関西へ地元を出発 全国高校野球Cゾーン 投打に充実する履正社(大阪)の力が頭ひとつ抜けている。4番辻竜乃介を中心に、得点力が高い。対する享栄(愛知)はロースコアの展開なら十分に勝機はある。上江滝拓未、近藤優ら多彩な投手陣の踏ん張りが鍵になる。松商学園(長野)は例年の機動力野球に加え、今年は打力も磨いてきた。選抜でも力を見せた三重の吉井海翔、上田晴優ら強力な投手陣に、どんな攻撃を見せるか注目だ。履正社が甲子園練習 投手陣が打者を相手に実戦形式で投球練習Dゾーン 仙台育英(宮城)と花咲徳栄(埼玉)が軸だ。仙台育英は宮城大会5試合で59得点。投手陣は最速140キロ超が顔を並べ、総合力が高い。対する札幌日大(南北海道)は、南北海道大会3本塁打の川合黎を中心に打ち勝てるか。この勝者と対戦する花咲徳栄は、選抜8強。初戦までの調整が鍵になる。 激戦区の千葉を勝ち抜いた拓大紅陵は勢いがあり、8年ぶり出場の佐賀商は攻撃にそつがない。仙台育英の夏の甲子園初戦は5日の開幕試合に 対戦相手は札幌日大Eゾーン 好投手がそろうゾーンの筆頭は、神村学園(鹿児島)だろう。制球力が武器のエース右腕・龍頭(りゅうとう)汰樹を軸に、速球が武器の2年生左腕松永遥斗が成長。チーム打率も4割強とバットが振れている。対する東筑(福岡)は堅実な守備から接戦に持ち込み、30年ぶりの勝利をつかみたい。 聖隷クリストファー(静岡)は最速150キロの左腕高部陸に注目だ。昨夏も甲子園で2試合に登板して好投した。佐野日大(栃木)はチーム打率が3割8分1厘と打線が好調だ。粘り強く攻め続け、好機をつかめるか。 健大高崎は群馬大会で7人が登板するなど投手陣の層が厚い。一方の八幡商(滋賀)は最速145キロの右腕・田上晴也が軸。チームは滋賀大会の5試合をすべて3点以下に抑えており、ロースコアの展開でしぶとく戦う。 東海大甲府(山梨)は右腕村尾竜弦が140キロ超の直球で押す。鶴岡東(山形)はチーム打率4割。5試合で27盗塁を決めた機動力で揺さぶりたい。神村学園主将、壮行式で「日本一へ一戦必勝」 生徒ら330人が激励Fゾーン 強打が売りの青森山田が軸か。青森大会準決勝まで4試合連続コールド勝ち。打率4割以上がレギュラーに5人いる。遊学館は石川大会の全5試合を計5人による継投で勝ち上がった。継投のタイミングが鍵になりそうだ。 立命館宇治(京都)と有明(熊本)はともにバッテリー中心のチーム。立命館宇治の2年生主将の捕手・江原雅登が打線でも要になる。初出場の有明は工(たくみ)修哉、斉藤遼汰郎の左腕リレーで主導権をつかみたい。 2年生の主力が多い白樺学園(北北海道)は経験値こそ少ないが、打線は爆発力を秘めている。初出場の東日大昌平(福島)は福島大会で防御率0点台だった、最速148キロ右腕・照沼佑崇の出来にかかっている。 立正大淞南(島根)は川口元が絶対的なエース。制球力で勝負する技巧派左腕を、堅い守りが支える。春夏連続出場を決めた長崎日大は、主軸の川鍋伶恩が勝負強い長距離打者に成長した。試合の流れを変える一打に注目したい。青森山田、1回戦は石川の遊学館と 夏の甲子園第4日第1試合でGゾーン 関東第一(東東京)と英明(香川)はどちらも手堅い守備力と攻撃力を持つ好チーム。このカードの結果がゾーン全体の行方にも大きな影響を与えそう。英明が先制して相手の強打の焦りを誘えれば、より見応えのある展開になりそう。 花巻東(岩手)は5季連続の甲子園。投打の中心となる左腕萬谷堅心は落ち着いたマウンドさばきが魅力で、大量失点は考えにくい。新田(愛媛)は春の四国王者で攻守に地力がある。愛媛大会ではチーム無失策。ハイレベルな守り合いに期待したい。 大分商の右腕平田玲翔は最速152キロで大会でも指折りの好投手。ただ、大分大会では全試合、救援での登板だった。チーム打率4割超の日本文理(新潟)は、先制して平田を早めに登板させる展開にしたい。 鳥取大会で3完封の右腕下浦一心を擁する鳥取城北に対し、岡山学芸館はチーム打率1割台で「打てなくても点を取る」のが信条。ロースコアの好試合になりそう。関東第一が3連覇 都立の田園調布も健闘 東東京大会を振り返ってHゾーン 夏連覇をめざす沖縄尚学と、昨春の選抜大会を制し優勝候補にも挙げられる横浜(神奈川)の1回戦は、大会最注目と言っていい。 横浜は最速157キロ右腕・織田翔希を筆頭に、2年生左腕の小林鉄三郎ら最速150キロを超える投手が複数。一方の沖縄尚学も、昨年は2年生でただ一人、高校日本代表にも選ばれたエース左腕末吉良丞のほか、速球に伸びがある右腕新垣有絃らが控える。攻撃力ではチーム打率が4割を超える横浜に分があるが、点の取り合いは予想しにくい。緊迫の守り合いを制したチームが勝利をつかむ。 左右の二枚看板を軸に8年ぶり出場の日南学園(宮崎)は、試合巧者の明徳義塾(高知)に挑む。中京(岐阜)の鈴木悠悟、霞ケ浦(茨城)の稲山幸汰はともに好右腕で、ロースコアの展開が予想される。河本ロバート監督の長所を伸ばす指導が実り、春夏通じて初出場の八王子実践(西東京)は、右横手投げのエース西村大輝を軸に校名変更後の甲子園初勝利をめざす鳴門渦潮(徳島)と初戦でぶつかる。夏の甲子園、横浜など「4強」が軸か 49代表を取材した記者ら分析






