2026年7月30日 6時00分室田賢印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする
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6月中旬から始まった第108回全国高校野球選手権地方大会の全3314試合が幕を閉じた。 この夏は、今春の選抜上位校の敗退が目立った。選抜で優勝した大阪桐蔭は大阪大会4回戦で大阪立命館、準優勝した智弁学園(奈良)は奈良大会3回戦で奈良大付に敗退した。専大松戸(千葉)、中京大中京(愛知)を含めて、その年の選抜4強すべてが地方大会で敗れるのは32年ぶりだった。8強で春夏連続出場は英明(香川)、花咲徳栄(埼玉)だけだ。夏の甲子園、49代表校が決まる 最多は松商学園、横手は57年ぶり 今春の選抜は出られなかったが、和歌山大会を3年連続で制した智弁和歌山の中谷仁監督は「選抜で勝つことに集中しすぎると、夏を見据えた冬の期間の強化がうまくいかなくなることがある」と話す。チーム作りの難しさを改めて感じさせられた。 また、強豪が苦戦する要因には、データ分析をするチームの増加もあるだろう。ネット上で地方大会全試合が配信されるなど相手の情報が入手しやすくなった。チーム内で分析担当が定着するなど情報戦も進んでいる。 地方大会で初めて導入された指名打者(DH)制は多くのチームが採り入れ、甲子園に出場する49校で見ても48校が活用していた。 一方で、地方大会を回り、暑さへの対策は、さらに議論を続ける必要があると感じた。 飲料水を大量にベンチに持ち込み、塩分タブレットを口にし、体温を下げるグッズを身につけるなど、どのチームもできる限りの対策を講じていた。暑さのピークを避けて試合を組んだり、1日あたりの試合数を減らしたりと、各地の高校野球連盟は大会運営を工夫している。 それでも、40度を超える気温が観測された地点もあり、指導者や地方大会役員らからは「現状のままでは厳しい」という声が聞こえてきた。地方大会の期間中に、プロ野球の2軍の試合で熱中症の疑いがある体調不良者が複数出て、試合が中止になったこともしっかりと受けとめなければいけない。 今夏の全国選手権大会は、暑さ対策のために、朝と午後に分ける2部制の時間帯に行う日程を拡大させて開催する。有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりませんこの記事を書いた人室田賢スポーツ部|高校野球担当専門・関心分野スポーツ、社会関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする






