現場から熊本地震の地表断層、専門家が現地調査 解析では周辺のひずみ変化古畑航希 竹野内崇宏印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする
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震度7を観測した7月28日の熊本地震が起きた結果、震源域のさらに南や西側にあたる活断層帯に力がかかり、地震が発生しやすくなっている可能性があることが、東北大の遠田晋次教授(地震地質学)の解析でわかった。8月2日、現地で地表に現れた断層の調査にあたった遠田さんは取材に「今回の地震で大地震の可能性がさらに高まった地域もある。いつ起きるかはわからないが地震の対策を進めてほしい」と呼びかけた。 解析結果は、7月31日に開かれた東北大の熊本地震の研究速報会で報告した。 今回の熊本地震は、2016年熊本地震でも一部が活動した「日奈久(ひなぐ)断層帯」が引き起こしたと考えられている。 遠田さんはまず、16年熊本地震の前後10年間に起きた地震の震源の位置から、活動状況を分析。今回の地震は、前回の地震後に活動が活発になった地域の中で起きたという。現地調査で断層のずれをみてみると さらに、2016年直後と、今回の地震の後とで、周辺の断層にどれだけの力が加わっているかを比較した。 その結果、今回の地震の震源域である日奈久断層帯のさらに南部にあたる「八代海区間」や、西側にあたる島原半島(長崎県)方向へ延びる雲仙断層帯で、地震が発生しやすくなるひずみが加わっていることが分かった。 日本活断層学会会長を務める遠田さんは、31日から8月3日にかけて、現地で断層の調査を進めている。 2日、宇城市内で報道各社の取材に応じた遠田さんによると、16年熊本地震後に産業技術総合研究所などが掘削調査で把握していた日奈久断層の位置の延長線上と、ほぼ一致する場所もあったという。調査の速報値として、最大1.5メートルほど縦や横にずれた地表断層が見られたとした。 今回の地震を起こした断層は…この記事は有料記事です。残り193文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりませんこの記事を書いた人古畑航希くらし科学医療部|環境省、災害専門・関心分野野生動物、自然環境、災害、性暴力竹野内崇宏くらし科学医療部|専任記者専門・関心分野AI・テクノロジー・サイエンス関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする






