ストーリー2026年8月1日 17時00分藤野隆晃印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする
[PR]
「人違いかと思った」 ドイツの強豪、ボルシア・ドルトムントからオファーを受けた時、山本天翔(たかと)はそう感じたという。 今年Jリーグデビューしたばかりの18歳は、海を渡る決断をした。 ガンバ大阪の下部組織で育った攻撃的なMF。ただ、Jリーグでの出場経験は、特別大会での5試合にとどまる。 それでもオファーが届いたのは、世代別代表やJリーグの下部組織所属選手からなる海外遠征での活躍が評価されたから。高校No.1がいないJリーグ 「安くて有能」欧州から伸びる触手 ドルトムントで強化担当を務めるラース・リッケン氏は山本のプレーに引きつけられたという。 「ボールを持ったときの技術、周りを生かす能力、特に左足のボールさばきが非常に良かった」 精神面も長所とみる。 「非常にガッツがあって、常にボールをほしがるメンタルがある」 ただ、いきなりトップチームで活躍できるかは分からない。リッケン氏もセカンドチームでのプレーを前提に獲得したと認める。 リッケン氏はドイツでプレーする堂安律(フランクフルト)や伊藤洋輝(バイエルン・ミュンヘン)、佐野海舟(マインツ)の名前を挙げた。 「日本人選手の質は証明済みだと思っている。いまから(活躍している選手を)ほしがっても移籍金が高すぎる。できるだけ若い時にポテンシャルのある選手を見つけて、育成していくことがドルトムントのコンセプト」 先行投資という側面が強い山本の移籍。それでも本人にとっては貴重な機会になることは間違いない。 「レベルも高いし、インテンシティ(強度)も高い。そういった部分はこっちに来て良かったなと思う」と前向きに語る。 そもそも、「18歳は若いとは思っていない」という。 「(同世代でも)ワールドカップやチャンピオンズリーグで活躍している選手はいる。どちらかと言えば焦る気持ちの方が強い」 同世代のトップに追いつくことが、挑戦のモチベーションになった。 山本が母親から聞いた話では、「天高く羽ばたくように」と天翔と名付けられたという。 「そんなサッカー人生にしたい」 飛躍に向けた一歩を踏み出している。有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりませんこの記事を書いた人藤野隆晃スポーツ部専門・関心分野スポーツ、ジェンダー関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする






