円が再び急騰、連日の為替介入の見方 米財務長官「円買い」のメモも2026年8月1日 1時11分(2026年8月1日 13時15分更新)ニューヨーク=杉山歩印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする
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7月31日の米ニューヨーク外国為替市場で対ドル円相場は円買いが進み、一時1ドル=157円台をつけ、約2カ月半ぶりの円高水準となった。市場では、政府と日本銀行が30日に続いて円買いドル売りの為替介入に動いたとの見方もある。 米国の当局が金融機関に介入の可能性を通知したことも明らかになり、英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)は、米財務省が円相場を支えるために為替介入したと報じた。政府・日銀が為替介入、6兆円規模か 「サプライズ」の狙いと効果は 円相場は31日、1ドル=160円台から1円ほど急上昇するなど、荒い値動きとなった。夕方にかけて円買いの勢いが強まり、米東部時間の午後5時時点では157円台で、政府・日銀による為替介入があった30日につけた円高水準を上回った。 市場関係者によると、米財務省は31日午前、金融機関に対し、為替介入の可能性を通知した。ロイター通信は、米財務省が複数の銀行に対し、ニューヨーク連邦準備銀行を通じて「今後の措置に備える」ように伝えたと報じた。 FTは関係者の話として、ニューヨーク連銀が31日、米金融大手のゴールドマン・サックスとモルガン・スタンレーを通じて米財務省に代わってユーロを売り、円を買ったと報じた。米国による介入は、東日本大震災後に急速に円高ドル安が進んだ2011年以来で、円買いの介入は1998年以来となるという。31日はユーロに対しても円が上昇していた。 日本政府と日銀は30日、円買いドル売りの為替介入を実施した。1ドル=162円台から157円台後半まで、短時間で5円ほど円高ドル安が進んだ。市場の推計で6兆円規模の介入があったとみられている。米国側も30日に為替介入の準備として相場水準を尋ねる「レートチェック」を実施した。「一連の展開、前例に沿ってない」 また、ロイター通信によると、ベッセント米財務長官は31日の閣議に出席した際、手元に「やること」「日本円を買う、50億~100億ドル」と書かれたメモを置いていた。米財務省は、介入をしたかの問い合わせに答えていないという。 今回の介入では米国の関わりの強さも目立っている。ある市場関係者は「一連の展開は前例に沿わないものだ」と話す。財務省の三村淳・財務官は日本時間31日朝、記者団に「米当局からは単なる精神的支援を超える支援を得ていると認識している」と述べていた。有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりませんこの記事を書いた人杉山歩ニューヨーク支局専門・関心分野米国経済、移民関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする









