今年のサンマ「数は少なく、小型が多くなりそう」 研究者が解説2026年7月31日 19時30分山本智之印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする

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サンマ漁の主力となる「棒受け網漁」が8月10日に解禁されるのを前に、北海道厚岸町の厚岸漁協で7月31日、研究者と水産関係者の意見交換会があった。 2024年に3.9万トンだった全国のサンマ水揚げ量は、25年には約1.7倍の6.5万トンと持ち直し、漁獲量の回復に向けた兆しではないかと期待されていた。だが、「今年のサンマ来遊量は昨年を下回る」とする予測結果が示された。 水産研究・教育機構が5月下旬~7月中旬に行った表層トロール調査のデータをもとした。 この調査では、日本の近海から沖合にかけての広い海域で、船で網を引いてサンマの分布量を調べた。年内に日本の漁場にやってくるサンマの量の目安となるのが、太平洋沖の東経180度以西の海区(1区と2区)の分布量だ。 二つの海区を合計したサンマの分布量は、2025年は109.9万トンだった。しかし、今年は6割減の42.9万トンにとどまったという。 サンマの寿命は約2年。スーパーなどで鮮魚として流通することが多い「1歳魚」の体重も昨年より下回り、100グラム台から110グラム台が中心になるという。 漁業情報サービスセンターの渡辺一功・水産情報部長は「昨年に比べて小さくてやせたサンマが多くなるだろう。漁場は日本から遠い公海が中心となる見込みで、厳しい年になりそうだ」と話す。有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりませんこの記事を書いた人山本智之専任記者<海洋生物・水産>、釧路支局長専門・関心分野海洋生物、地球環境関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする