2026年7月30日 22時18分上保晃平印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする
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沖縄県名護市辺野古沖で3月、同志社国際高校(京都府)の生徒らが乗った船が転覆した事故で、亡くなった同校2年の武石知華(ともか)さん(17)の両親が7月30日、東京都内で記者会見を開いた。高校や船の運航団体の関係者を業務上過失致死傷などの容疑で刑事告訴したことを明らかにした。事故後に両親が会見するのは初めて。【経緯】辺野古沖転覆事故、これまでにわかったこと 調査や捜査の現状は 告訴の対象としたのは高校の校長や学年主任、引率教員のほか、船を運航した「ヘリ基地反対協議会」の関係者ら計11人。告訴状は13日に中城海上保安部に受理されたという。 事故は3月16日に起きた。生徒18人が分乗した小型船2隻が転覆して知華さんと船長が死亡し、生徒と乗組員の計14人が重軽傷を負った。船長については、国土交通省が5月に海上運送法違反容疑(無登録営業)で中城海上保安部に刑事告発している。 父親は会見で「死亡した船長一人の責任で終わらせないため、今回の告訴に踏み切った」と説明。高校側について「きちんと下見をして危険性を踏まえた計画を練り、引率教員が船に同乗していれば事故は起こらなかった」と指摘。運航団体については「あの船に修学旅行生を乗せることが適切だったのか。安全面を検証する人がいなかったのではないか」と話した。 事故をめぐっては、海上保安庁が高校を家宅捜索したことが捜査関係者への取材で判明している。 会見では、事故直後に事実と異なる内容の記事が報道されたことへの言及もあった。母親は「抗議活動に参加していたとか、(知華さんが)誹謗(ひぼう)中傷を浴びた」と説明。父親は記事に心ないコメントが多数寄せられていたのを見たとし、「こういう活動に参加していたわけではないし、誤解を正していきたい」と話した。高校の第三者委、31日に調査報告書を公表 同志社国際高校を運営する学校法人同志社(京都市)は30日、事故後に設けた第三者委員会の調査報告書を31日に公表すると明らかにした。第三者委員会は3人の弁護士で構成され、高校の管理体制に不備がなかったかどうかなどを調べていた。第三者委員会は会見も開く予定。 両親らは事故後、インターネットの投稿サイト「note」で心境や知華さんの人柄などをつづってきた。母親は会見で「なぜ知華が死ななければならなかったのか。二度と事故が起こらないように発信している」と語った。知華さんは「学校が大好きなとてもいい子だった」といい、仏壇に向けて「絶対つぎも家族になろうね」と声をかけているという。有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりませんこの記事を書いた人上保晃平東京社会部|裁判担当専門・関心分野社会保障、障老病異、社会思想関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする







