2026年7月30日 15時32分枝松佑樹印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする
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昨年12月に打ち上げに失敗したH3ロケット8号機について、文部科学省の対策本部は30日、原因と再発防止策をまとめた宇宙航空研究開発機構(JAXA)による最終報告書を了承した。部品の不具合を打ち上げ前に見つけられなかった反省に立ち、今後、設計や試験の段階で見落としがちなリスクを拾うチェックリストを整える。 報告書によると、失敗の主要因は、衛星をロケットに載せる台座(PSS)の内部で、製造工程中に剝離(はくり)が生じていたことだった。打ち上げ後、衛星保護カバー(フェアリング)を分離した際の衝撃などで剝離が広がり、PSSが破損。搭載していた準天頂衛星「みちびき5号機」を予定した軌道に投入できなかった。 対策として、当面のH3では、再び剝離が生じるリスクを避けるため、部品同士をボルトでつなぐ「ファスナ結合方式」のPSSを使う。 再発防止策として、JAXAは経験豊富な技術者による確認を強め、リスクを見落とさないためのチェックリストを整備する。試験後には、内部を壊さず調べる検査や、必要に応じた切断検査も行う。JAXAの山川宏理事長は対策本部で「さらなる信頼性の向上に総力を挙げて取り組む」と述べた。有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりませんこの記事を書いた人枝松佑樹くらし科学医療部|宇宙担当専門・関心分野医療・科学の調査報道関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする






