印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする
[PR]
朝日新聞には毎月、雑誌やネットで公開される注目の論考を紹介する「論壇時評」という欄があります。時評を執筆する谷口将紀さんと6人の論壇委員は月に1回、注目の論考や時事問題について意見を交わします。各分野の一線で活躍する論壇委員が薦める論考を紹介します。(以下敬称略)象徴は信頼あってこそ 改正皇室典範を考える 谷口将紀の論壇時評【論壇委員のリレーコラム「あすを探る」】「第二世界」はどこへ消えたのか 「公正」を競わない時代を問い直す鶴見太郎 歴史・国際▷田辺俊介「現代日本社会における政治的『左右』の再検討 その類型と属性・政治行動との関連」(社会学評論77巻1号)〈評〉現代の日本では「左右」概念に社会的一致はなく、議論が交錯している。筆者らが2017年に実施した「国際化と市民の政治参加に関する世論調査」によれば、日本社会の政治意識は主に6クラスに分類できるという。「反原発右派」や、社会・文化的側面では左派でも経済面ではそうでないクラスなど、分析結果はSNSで飛び交う議論の感覚とかなり乖離(かいり)があり、与党と国民の平均的な意識にも、ずれが広がり続けているといえる。▷鄭方婷「中国の気候変動国際レジームへの関与の変容 米中対立下の戦略的再編」(国際問題6月号)▷ビクター・ゲイタン「教皇レオ14世の存在理由――トランプ批判は何を意味するのか」(フォーリン・アフェアーズ・リポート7月号)松谷創一郎 カルチャー・メディア▷津田正太郎「『自分の頭で考える』 ソーシャルメディア時代における『リベラル』の隘路(あいろ)」(現代思想7月号)〈評〉「自分の頭で考える」という理念が、かえってポピュリズムや陰謀論へと人々を誘うのはなぜかを、メディア研究の観点から論じた論考。これまでのメディア研究では情報の受け手の「能動性」を評価してきたが、今ではそれが、自らの世界観に合致する情報のみを選択的に受け入れることにつながっているという筆者の指摘は鋭い。リベラルが人々を引きつけられなくなった理由を公共圏論の視点から読み解く、2本目の田中の論考とあわせて参照されたい。▷田中東子「正しいけれど退屈な場所 リベラルは参加の欲望を取り戻せるか?」(現代思想7月号)▷上野千鶴子「わたしが女性天皇を歓迎しないこれだけの理由」(世界8月号)吉弘憲介 経済・財政▷ダニ・ロドリック 大野和基・取材構成「ハイパー・グローバル化の『次の時代』」(Voice8月号)〈評〉米国・イスラエルとイラ…この記事は有料記事です。残り1397文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする






