圏央道、年度内の千葉県全通へ急ピッチ 成田空港周辺工事を国が公開2026年7月28日 11時15分小林誠一印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする
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圏央道の千葉県内区間が今年度中に全線開通するのを前に、国土交通省と東日本高速道路(NEXCO東日本)は7月27日、大詰めに入った成田空港周辺の工事現場を公開した。 圏央道は東京都心から半径40~60キロで環状に結ばれた延長約300キロの高規格幹線道路。国交省千葉国道事務所によると、圏央道は横浜市、東京都八王子市、埼玉県川越市、茨城県つくば市といった都市をつなぎ、首都圏の広域的な幹線道路網を形成する。 県内区間は、大栄ジャンクション(JCT、成田市)―松尾横芝インターチェンジ(IC、山武市)の18.5キロが今年度中に開通する予定だ。うち、大栄JCT―多古IC(多古町)の9.1キロは、秋ごろに前倒し開通する見込みになっている。 関東ローム層の軟弱地盤対策などで当初予定より約2年遅れたが、神崎IC(神崎町)―木更津JCT(木更津市)の約95キロが完成。藤沢IC(神奈川県)まで全体計画の96%がつながり、未開通は神奈川県内のみとなる。 報道公開は、大栄JCT―多古IC間にできる圏央成田IC(成田市)からスタート。空港の東で、成田市場の最寄りになる。今秋に前倒し開通する区間は、暫定片側2車線の道路が完成に近づいていた。舗装や設備などの整備を急ぐ。 圏央道は道路交通の円滑化のほか、物流・企業立地や災害時の代替路としての機能といった多くの役割を担っている。計画自体は1963年に浮上し、96年に最初の区間である青梅IC(東京都青梅市)―鶴ケ島JCT(埼玉県鶴ケ島市)が開通した後、段階的に整備を進めてきた。 成田空港では、滑走路新増設が柱の機能強化とターミナル・貨物集約が柱の将来構想を合わせた「第2の開港プロジェクト」が進行中。圏央道は県東部から房総半島を横切り、東京湾アクアラインに抜ける「大動脈」として期待されている。成田国際空港会社(NAA)や国、県、周辺市町も圏央道の全通を前提とした基盤整備を急ぐ。 千葉国道事務所の担当者は「目標を達成できるよう仕上げていく」と話した。有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする






