インタビュー三井不動産の日本橋再開発、始まりは株価急落 続く未完の街づくり聞き手・小川聡仁印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする
[PR]
国内有数の大規模な再開発が、東京・日本橋で進んでいます。その多くを手がけるのが三井不動産です。藤岡千春専務執行役員に展望を聞きました。 ――日本橋はもともと、どんな地域ですか。 「江戸時代は五街道の起点で、商業と文化の中心地でした。明治以降も金融街として栄えましたが、高度経済成長期に建設された首都高速道路が、結果的に街を分断しました。景観などを理由に川に背を向けてビルが連なって建ち、閉鎖的な空間になりました。バブル崩壊で活気も失われ、休日には人が歩かない街でした」 ――どのように開発してきましたか。 「1999年に東急百貨店が閉店し、その土地を三井不動産が取得すると、株価は急落しました。街の衰退から悲観的な見立ても多かったのですが、東京駅からほど近い立地の価値を見込み、『日本橋再生計画』を立ち上げました。商業施設・コレド日本橋を開業したのが、2004年です」 「その後、地上39階建ての三井タワーなど大型の開発をしてきました。それまでビルの屋上にあった福徳神社を地上に移したり、建物の低層部の高さを1963年以前の水準である100尺(約31m)にそろえたりと、文化や伝統も重視してきました」商業施設、オフィス、ホテルの混在が生む価値 ――働く場としての日本橋は、現在どうなっていますか。 「昨年、オフィスの募集賃料…この記事は有料記事です。残り913文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりませんこの記事を書いた人小川聡仁経済部|国土交通省担当専門・関心分野建設、交通、観光、人口減少、AI関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする






