深掘り東京・八重洲で進む大規模開発 期待と不安「路地裏横丁を残したい」上田学印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする
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東京駅八重洲口周辺で大規模な再開発が進んでいる。丸の内や大手町と比べて地味な印象があったこのエリアが急速に景観を変えつつある。 「オイサ!オイサ!」 八重洲口の目の前にひときわ目立つ高さ約250メートルの「TOFROM(トフロム) YAESU(ヤエス)」の高層棟「タワー」が今年2月、完成した。そのビル内を6月13日、江戸三大祭のひとつである日枝神社の山王祭のみこしが練り歩き、約300人の担ぎ手たちのかけ声が響き渡った。八重洲一丁目東町会長で、再開発組合の理事長も務める加藤一男さん(79)は「まさに街全体がお祭り一色。新たなる街の息吹を感じ取っている」と語った。 トフロムは地上51階、地下4階建てのタワーと、7月15日に完成した地上10階、地下2階建ての低層棟「ザ フロント」の2棟からなる。地下には東京駅と直結するバスターミナルも入り、日本橋地区に続く通路や地元の旧町名を冠した屋内広場「檜物(ひもの)町スクエア」も設けられた。5月には約800人収容の劇場「東京建物 ぴあ シアター」もできた。 9月10日に開業するタワーの低層階にオープンする飲食店街は、路地裏横丁の様子を一部再現したという。敷地内にあった江戸時代後期から続く日本料理店のほか、ミシュラン一つ星の天ぷら料理店や焼き鳥店、老舗中華料理店、立ち飲み店など約70店舗が入る予定だ。トフロムを手がける東京建物の小沢克人社長は7月15日の記者会見で「各店舗の個性を発揮できるよう、横に広がっていた八重洲の街を箱積みのように縦のデザインで作り込んだ」と説明した。商人や職人の暮らした八重洲 八重洲と日本橋、京橋の一帯…この記事は有料記事です。残り1084文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません
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