ストーリー松本千聖印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする

[PR]

東京都内に住む相馬勝美さん(81)は、2024年に肺がんが見つかった。 ステージは3で、手術はせず、放射線と抗がん剤による治療を同時に進めることにした。しかし、東京品川病院(東京都)の主治医から、意外なことを言われた。 「COPD(慢性閉塞(へいそく)性肺疾患)という病気にもなっていて、その治療も必要です」 少し前から、たんと息切れの症状が出ていた。ちょっと歩くと息切れし、階段も苦しい。がんのせいなのか、と思っていたが、COPDの影響が大きかったようだ。 COPDは、主に、たばこの煙を長年にわたって吸い込むことによって発症する。気管支に炎症が生じたり、肺胞の壁が壊れる肺気腫になったりした結果、空気の通りが悪くなる。息をうまく吐き出せなくなり、息切れなどの症状が出る。 検査の結果、呼吸機能の中でも特に、息を思い切り吸ってから最初の1秒間に吐き出せる空気の量を調べる「1秒量」が低下していた。さらに、胸のCT(コンピューター断層撮影)検査も受けたところ、病変が見つかり、肺気腫の状態になっているとみられた。COPDという病名は初めて知ったが、肺気腫は知っていた。 心当たりはあった。バリバリの営業職 酒やマージャンの席で… 若いときに青森から上京して…この記事は有料記事です。残り1978文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりませんこの記事を書いた人松本千聖くらし科学医療部専門・関心分野医療、子どもや女性の健康、子育て関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする