東京:金曜日の日経平均株価は、Googleの親会社であるアルファベットの株価が急落したことを受け、AIへの巨額投資に対する懸念が高まったことから、2%超安で取引を終えた。日経平均株価は2.73%安の64,611.15で引けたが、前週が6.4%安だったのに対し、週間では0.7%高となった。東証株価指数(TOPIX)は1.05%安の4,011.31となった。日経平均は今月に入ってこれまでに8%近く下落し、先週は「調整局面」に突入した。その動きは、ハイテク株が中心の韓国主要株価指数KOSPIや、米フィラデルフィア半導体指数に大きく影響を受けている。アルファベットは、支出計画の拡大を発表した一方で資金の流出も続いていることを受け、前日の取引で株価が7%下落した。ウォール街の指数も下落して引け、ナスダックは2%以上下落した。岩井コスモ証券のチーフストラテジスト、島田一明氏は、アルファベットの株価が前日夜間に急落したことを受け、AIインフラへの巨額投資が持続可能かどうかという懸念が再浮上したと述べた。「(日経)平均株価は、国内の材料ではなく、海外要因の影響を受けている。今日から多くの日本企業が決算発表を開始するが、見通しが堅調であれば、株価の動向は変わる可能性がある」と島田氏は述べた。半導体関連株は下落し、アドバンテストと東京エレクトロンはそれぞれ6.02%、4.99%安となった。テクノロジー投資大手のソフトバンクグループは7.06%安、メモリチップメーカーのキオクシアは9.49%安となった。内需関連株は上昇し、東日本旅客鉄道と西日本旅客鉄道はそれぞれ2%近く上昇した。東京と大阪間を新幹線で結ぶ東海旅客鉄道は1.62%上昇した。「ポカリスエット」を製造する大塚ホールディングスは2.2%上昇し、日経平均で上昇率トップとなった。東京証券取引所の市場第一部に上場する1,500銘柄余りのうち、40%が上昇、56%が下落、3%が横ばいとなった。ロイター